ビジョン
相対的貧困から子どもたちを守る
国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)が掲げる17の目標の内、「1.貧困をなくそう」というものがあります。
一見、現在の日本では「周りには貧困はない」と言われる方も多いですが、実はそうではありません。
貧困には2種類あり、衣食住など生活基盤が困窮している「絶対的貧困」と、社会全体の中で貧困状態(非正規雇用による低所得など)にある「相対的貧困」があります。
日本は先進国の中で貧困率、相対的貧困の割合が高く、特にひとり親世帯の貧困率は非常に高いものがあります。
例えば、スポーツをしたくても、ユニフォームなどのグッズを買えない。学習塾に通いたくても受講料を支払えない。
学校など最低限の教育を受けてはいるけど、家庭の事情から以上は望めない状態、これが「相対的貧困」です。そして、この貧困は親から子へ連鎖します。
私たちは、つなぐBANKを通じて、まず「これ以上は悪くならない状態」を作り出し家庭の安定を取り戻します。
そして「子どもたちが将来のステップを安心して踏み出せる」ことを目的としています。